雨の北海道で散々凍えた

2011.12.04

七月初旬でしたが、北海道でも北の方では雨に降られたりすると、ほんとうに泣きたいほどに凍えてしまう。その日も朝から雨です。それで音威子府というところで営林署の小屋をみつけ、そのなかに逃げ込みました。鍵がかかっていなかったんです。せいぜい三畳ほどの広さの小屋ですが、なかに薪ストーブがあったんですよ。小屋の脇には薪が山積みです。明るいうちはただ雨宿りですが、暗くなってから、誘惑に負けて薪ストーブに火をつけてしまいました。

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音威子府の山中です。完全な無人です。勝手に避難小屋であると決めつけて、暖をとりました。あの強烈な暖かさ。ストーブの胴体が真っ赤に灼けていました。いまでもはっきりと思いだすことができます。ストーブで非常食の餅を焼き、小屋に敷かれた藁のうえで眠りました。極楽でしたね。ずっとぐずついた天気が続いていて、七月なのに吐く息が白いのですから。真夏でも稚内のガソリンスタンドなんかは、ストーブをたいてますからね。ちょっと霧がでたら、もう歯の根も合わないくらい寒いんですよ。シベリアとかロシア、大陸の気候ですね。営林署の小屋で一夜を明かし、音威子府の北東側、オホーツク海に面した浜頓別というところに向かいました。




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